うんこのにおいが花の香りに
初めてイランイランの香りを嗅いだ時、
なんてくさいんだと思った。
その日以来、精油のブレンドには
長い間イランイランを入れる事はなかったが、
アロマを続けてきて、
普通では考えられないにおいが
花の香りになることを知った。
例えばネロリやジャスミンなど
に含まれているインドールという成分は、
人間の「うんこ」のにおい成分
の一つだ。
単体で嗅ぐと強烈だが、
微量だとジャスミンの花の香りになる。
以前、精油の化学の著者
長嶋司先生の精油の化学講座
を受講した時、
香水作りには、雑巾や履き古した靴下
のにおいを微量入れる事は欠かせない、
とおっしゃっていたが、
なぜ「うんこ」が「花」になるのか、
まだ解明されていないようだ。
わたしのアロマの教室では、
インストラクターコースのレッスンで、
調香の単元が2回ある。
●1回目は、オレンジとベルガモットを
同じ滴数ずつブレンドすると、
どちらの香りもいい具合に香るのか?
というレッスン。
●2回目は、すごく主張の強いオレンジと
なかなか出てこないサンダルウッドを、
絶妙にマッチさせる仲人役の精油と、
なぜそんな事ができる?というレッスンです。
知れば知るほど楽しくなる。
魔法の香りでアロマを学べば、
もっと知りたいが増幅すると、
卒業生さんたちをみていて
確信しています。
ご興味のある方は
無料体験講座も開催しています、
ぜひお越しください。
12/16 10:30~ 14:00~