電子座標軸と
4つの体質講座とは
ヒポクラテスによる四体液説とは「血液・粘液・黄胆汁・黒胆汁」の4種類を人間の体の中を流れる基本の体液とし、体液の調和によって身体と心の健康が保たれ、体液のバランスが崩れると病気になるというものです。
この考えはもともとエンペドクレスによる四代元素説(気・水・火・地)の影響を受けたものです。その後、エンペドクレスの【万物は四大元素から成り立つ】という考えは、アリストテレスにより【万物は四大性質(湿・乾、熱・冷)の組み合わせから成り立つ】という考えに発展していくのです。
こんな方におススメ
- 四体液説とはどんなものかを知りたい方
- 精油の成分が四つのどの体質に対応するのかを知りたい方
- 四つの体質について詳しく知りたい方
- 火・水・土・風が黄胆汁質・多血質・粘液質・黒胆汁質とどう対応するか知りたい方
- 座標軸上の芳香性分類の位置だけでなく分子の位置も知りたい方
人が医術を発見し進歩してきた理由は、医術が必要だったからです。もし病人が健康な人と同じ状態であれば、医術は生まれませんでした。どの時代の医師も日常に生じる体の状態(頭痛、悪寒、のぼせやほてり)が、実際に不快な症状(病気)として発現していない段階で予防できる分類方法はないのだろうか?という問いを抱いていました。
この問いに答えるべく西洋の医学で発展したのが、古代ギリシャ人の医師ヒポクラテスによる「四体液理論」です。ヒポクラテスによると、白い血液・赤い体液・黄色い胆汁・黒い胆汁という四つの体液が調和のとれた状態である時「健康である」としました。
この講座はヒポクラテスの四体液理論に芳香学(電子座標軸)の知識を加え、芳香植物が持つ香りの分子についてご理解いただくことを目的としています。
カリキュラム
- 火と水の原理
- 四つの混合液
- 元素および気質/多血質/リンパ質/黒胆質/胆汁質
- 人生、季節と四つの体質
- 生体電子学座標について(横軸・縦軸)
- 芳香成分と分子の座標上での特徴
- それぞれの体質のまとめ
- 体質に合った精油で作るブレンドオイルづくり