薬と精油の作用の数の違い
薬王国の日本です。
薬局に行くと風邪薬だけでも
かなりの数があります。
何がどう違うのか?
私は買う時迷ってしまいましたが、
皆様は、迷わず選べますか?
そもそも風邪薬自体、
アロマを始めてから買った事が
無いので、
買う時に迷ってしまう。
という表現は間違っているんですが、
皆さん買う時はきっと、
熱を下げたい。痛みを取りたい。
などの理由があって、
買われると思います。
そんなふうに思うと薬って…、
●熱も下げて、
●菌もやっつけて、
●胃も保護して、
と言った複数の作用
が期待できるものって無いですよね。
アスピリンは、解熱、鎮痛、消炎剤
って言うくらいなので、
3つの作用が期待できますが、
そんな薬は、
滅多にありません。
病院で薬をもらったら、
1種類以上は入っていませんか?
そして看護師さんが、
この薬はいついつ飲んで…、
と、数種類の薬の
飲み方を説明してくれます。
ここが精油との違いです。
精油は、
一つの分子が沢山の作用を持ちます。
例えばオイゲノールは
クローブ精油に多く入っている分子ですが、
強い抗菌力を持つだけでなく…、
●抗炎症作用
●抗酸化作用
●好中球への作用
などを併せ持っています。
なのでクローブ精油は、
■炎症性のサイトカインの抑制
■アンチエイジング
■免疫系の働きを抑える
などが期待できます。
すごいですよね。精油って。
そんな精油ですから、
効果的に使いたい。
でも、
精油は薬ではありません。
使い方を知らない人が、
自己判断で
口に入れることはとても危険です。
最近では、
「飲める精油」と謳って、
精油を飲むように進める
団体がありますが、
飲み方に問題があります。
原液を水に垂らして飲むなんて
とても危険な行為です。
口腔・食道・胃などの消化管は
とてもデリケートです。
だから精油は、
特に注意して使ってほしいです。
●飲めという人は、なぜ飲めというのか?
意味が分かっていますか?
●毎日使って欲しいと言う人は、
どんな根拠で毎日使えと言いますか?
鵜呑みにせず、しっかり調べて
考えてから実行しましょう。
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