食べれるから塗ろうとは思わない油のお話

食べれるから塗ろう
とは思わない油のお話

子供の頃インスタント麺が食べたくて仕方がなかった。
それは母が食べさせてくれなかったからだ。

だからたまに、飲んだ後に父が作る味噌ラーメンを
こっそり食べさせてもらうのが楽しみだった。

母が私にインスタント麺を食べさせない理由は、
フライ麺だからだ。

油にこだわっていた母は、決してスーパーでは買わなかったが、
正直私はなんでもいいと思っていた。

だから結婚してからも、
スーパーで特価で売っているサラダ油を買い置きしていたし、
黒くなるまで何度も使い回ししていた。

そんな油に無頓着だった私が、
今はかなり興味を持っている理由は3つ。

●トリートメントで使うから。
●アロマの授業で紹介するから。
●遺伝子で脂を代謝しにくい体質と分かったから。

あぶらは食べる用と塗る用に分かれるけれど、
塗るものは食べる人はいなくても、食べるものを塗る人は結構います。

食べれるんだから塗っても大丈夫、

その考えを間違いだとは思わないけれど、
植物油をお肌に乗せるんだから私は、
食べれるから大丈夫だとは思わない。

製造方法や精製、未精製、どんな脂肪酸が入っているのか、
意識するところはたくさんあると思います。

●酸化しやすい不飽和脂肪酸がたくさん入っていたら、
タオルの酸化臭が強くなるため私はセラピスト達にはすすめません。

●お肌に使うときも、
脂肪酸の特徴をしっかり捉えて使うようにお伝えしています。

効果的に安全に使うのは精油だけではありません。
あぶらもとても重要だと私は思います。

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